「NFTって具体的にはどんなもの？」
「NFTは、どんなことに使われているの？」
「NFTって、安全？」
こういった疑問を解決します。
本記事の内容
・そもそも、NFTってなに？
・NFTが生まれたわけ
・NFTの安全性について
本記事では、NFTの基本的についてまとめました。専門的な言葉は使っていないので、文系の人でも分かりやすい内容になっています。
NFTが気になっている方は、ぜひご覧ください。
それでは早速解説していきます。
NFTってどういう意味？
NFTとは、非代替性トークンの略です。
トークンは、デジタル上で権利を表すために使われるので、
替えがきかない ＋ 権利 = 唯一無二の権利
ということが出来ます。
つまり、NFTは形のないデータを唯一の一点ものにするための技術ということです。
NFTの具体例
話題になったところで言うと、アートがあげられます。
１つのデジタルアートが、75億円で落札されたとニュースになったやつですね。
このように、データ自体を本物の絵画と同じ一点ものにして、売り買いができるものがNFTと言われています。
では、なぜたかがデジタルデータにこれほどの価値が付いたのでしょうか？
NFTの価値はどのように決まるのか？
NFTの価値は、
・希少性
・作品の人気
・創作者の名声
・NFTにまつわる歴史やストーリー
によって決まります。
世界に１つだけの「モナリザ」、ピカソが描いた「アヴィニョンの娘たち」に、値段がつけられないほどの価値があるのと同じです。
NFTも同じように、描いた人や絵のストーリーなどによって、高価なものもあればそうでないものもあります。
ただ、絵画と違うのはデジタルデータという点で、ゲーム内のアイテムもNFTになりえちゃうんです！
NFTはゲームのアイテムにも！！
レアなアイテムや限定キャラクターなどが、NFTになっているゲームが存在しています。
代表的なのは「SANDBOX」で、日本では「PROJECT XENO」が有名です。
これらのゲームでは、NFT登録されたアイテムやキャラクターの売り買いができるようになっています。
つまり、ゲームのアイテムが現実のお金と関連づけられているということになります。
ゲームをして生きていく世界が来るかもしれませんね。
すでに、NFTのゲームで稼いでいる人もいるそうです。
NFTの購入時の注意点！！
NFTの購入にはいくつかの注意点が存在しているので、１つずつ解説していきます。
著作権の侵害に注意！！
「購入したNFTをTシャツに印刷して、大儲けしたい！！！」という場合は、著作権の侵害に注意が必要です。
NFTを買ったら、その作品の権利も一緒に手に入る！
僕もこう思っていましたが、実はほとんどの場合、NFTと作品の権利は別物なんです。
NFTを買っても、作品の権利が自動的に移ることはめったにありません。
なので、NFTを買ったからといって、自分が作者だと思ってしまうと、実は著作権を侵害してしまうこともあるんです。
もし、NFTを利用して何かしたい場合は、NFTの発行者が設定している利用条件を確認してください。
著作権侵害とは、著作権法に違反する行為のことです。
具体的には、他人の著作物を許可なく使用したり、コピーしたりすることが含まれます。
例えば、画像、音楽、動画、文章などの著作物を無断で利用することは、著作権侵害とされます。
著作権侵害によって作成されたNFTに注意！
近年、インターネット上で無断で他人の作品を使用してNFTを作成し、販売する事例が増えています。
このようなNFTは、法的な権利が正当に確保されていない場合があります。
著作権侵害によって作成されたNFTを購入した場合のリスク
以下のようなリスクが考えられます。
法的責任: 著作権侵害によって作成されたNFTを所有・使用することは、法的な責任を問われる可能性があります。著作権者から損害賠償を請求されることも考えられます。
資産価値の損失: 著作権侵害が発覚した場合、購入したNFTの価値が急激に下がることがあります。市場での評価が低下し、再販や使用が困難になる可能性があります。
不正な取引の関与: 著作権侵害に関与したNFTを購入することで、違法行為に加担したとみなされるリスクもあります。このような場合、法的な追及の対象になる可能性があります。
著作権を侵害して作られたアートNFTを買ってしまうリスクもあるので、買う前に誰が作ったか確認することが大切です。
まとめ
NFTは、非代替性トークンの略で、形のないデータに唯一性を与えたものである。
これによって、ゲームのアイテムやキャラクター、デジタルアートの売り買いが可能になっている。
売買のときも、みんなが欲しがっているものほど価値が高くなり、有名な人のデジタルアートは高価になる。
なので、コレクションとして買っている人もいれば、ビジネスに利用している人たちもいる。
ただ、著作権を侵害したものも存在するので、作成者が誰なのかはしっかりとチェックする必要がある。
コメント